Nostalgia

ときおりふとした瞬間にノスタルジックな感傷が襲う。人によりその頻度は様々だろうけど、とにかくそういう瞬間がたまに訪れる。
デジャヴ的な瞬間の脳のステップでふと強烈にある出来事を思い出してみたり、集中して何かをしていて一瞬力を抜いたときに、ぐるんとなにか少し粘着質なかたまりが血管を走りぬけ、脳に遠く過ぎ去った過去の記憶を運んでくる。
僕らは記憶に囚われた存在だ、とはいえるだろう。古代から脈々と少しずつ形を変えてたどり着いたこの僕という肉体。僕のもつ遺伝子。そう、足の指の形から脳の仕組みまでありとあらゆる僕の一部が記憶に囚われた存在。
そして僕はヒトであるがゆえに思考し、行動する。それゆえに生まれる新たな記憶。






