処分本探しのため期待度うすい小説から読んでいるわけですが。
「希望の国のエクソダス」でもう「コインロッカーベイビーズ」以外は読まないと心に決めた村上龍。
まだ持っていました...のでまったく期待せずに読みました。
が!
...あれ、意外といいぞ。
コンビにや空港といった様々な場所で織り成す短編小説。
無駄に凝っていて最高に見当違いな設定に興ざめした「希望の国のエクソダス」と比べると短編ということもあっていたってシンプルな設定と微風な背景描写。
登場人物たちの淡々とした描き方がそれぞれの小さな思いにそっとフォーカスしていくようで非常に空気感のいい作品でした。
これだっていう突出したポイントがないのがいいところであると同時にちょっと物足りない感じがしないでもないのですが、悪くないです。